看護師の先輩は怖い人のは病院のあるあるです。
初めての実習の指導者にしこたま怒られ、入職してもかなりメンタルやられました。
「こんなんだから新人の離職率高いんだよ」と何度思ったか。
死なない程度に車に引かれれば休暇が取れる
と考えた事も何度かあります。
とはいえ明日もシフトが入っている。怒られるの前提で家を出るって気が重いですよね。
気力をふり絞って病棟に入れば朝から質問攻め。何か対策を打たなければ本当にやばい状態になること間違いなし。
そこでこの記事では怖い先輩看護師をドラえもんのキャラクターに例えて、それぞれの攻略法を解説します。
相手を理解すれば少しずつ「なぜ怖いか」が分かってくるでしょう。
想像してください。もし1日に1度も怒られなければどれだけストレスなく働けるかを。
出勤できないほどの緊急性のある人はこちらの記事を読んでください。退職することは悪い事ではありません。>>明日から行かないんで!退職できない看護師は退職代行しかない
曲がったことが大嫌い:出木杉くんタイプ

出木杉君はその名の通り真面目で非の打ち所がない完璧主義者です。
こちらがグウの音も出ないほどに理論を詰め込み、それを武器にボコスカ殴ってきます。
そのスペックの高さから同僚の信頼は厚く、急変時には正面を切って飛び込んでくるエース級のナース。
その反面、仕事に厳しいので新人の知識不足によるリスクをいち早く予測し「怒る」ことで理解させてきます。

犬のしつけのようなものですね
出木杉くんの理論には一点の曇りもないため、
- 愛想が悪い
- 言い方がキツイ
- 話しかけづらいオーラを纏う
このような印象を与えます。が、本人は気にしません。
得意技は根拠と質問攻め。
残念ながら出木杉くんを攻略するためには、あなた自身が成長するしかありません。
仕事を覚えるうえでは避けて通れない道です。言葉はキツイですが、内容は的を得たアドバイスとして受け取るようにしましょう。
自分より弱いものが大好き:スネ夫

スネ夫は社交的で、個人的に話している時には人が良さそうな一面を見せいます。
しかしその裏ではベテランと太いパイプで繋がっています。まさにジャイアンの後ろで笑うスネ夫的存在です。
社交的かつ狡猾。どちらにも転ぶので手放しに信用はできません。
スネ夫の仕事はジャイアンに報告するため、あなたの行動を逐一観察すること。あなたのミスは自分のミスになるので敏感に反応するプリセプターの世代に多いのが特徴です。
普段は「分からないことは聞いてね」とは言っていても、いざ聞いてみると「自分で調べないと勉強にならない」と突き放してくることもよくあります。
このタイプの人はあなたが自分よりも弱い立場にあるので強気に出てきます。オドオドしているとつけ上がらせてしまうので冷静な対応が必要です。
プリセプターがこのタイプの場合、信頼関係を築いてうまく仲間にすることが唯一の解決策です。
手は出さないけど口は出す:のび太ママ

のび太ママはあまり積極的に話には出てきません。しかし、ふとした瞬間にどこからともなく現れ、怒りに任せあなたに恐怖を与えてきます。

近所に住んでるおせっかいな住人のようですね。
病棟の端からでも問題を見つけると飛んできて怒り出す。人に意識を向けられるほどに余裕が出てくる中堅の看護師に多いのが特徴です。
特に忙しくて余裕がなくなった場合には、心の不安を怒りとして表現するので面倒なことも多い。
- 怖い
- 声をかけられない
- 報告が遅れる
- ますます怒られる
- 萎縮する
このパターンにはまるとメンタルボロボロで残業確定です。
口癖の「私の時代はもっとひどかった」により怒られること=教育と勘違い。「人間は怒られている(教育)うちが華」と現代には合わない指導方法を正当化してきます。
そんな怒りに巻き込まれないように適切な距離を取る必要があります。
運悪く怒りの矛先を向けられた場合は、諦めて気分転換をすることでストレスを和らげましょう。
病棟のバーサーカー:ジャイアン

ジャイアンは気分が天気のように変わる誰も予測できないタイプです。
その時の気分次第で急に怒り出したり、突然嬉しさのあまり馴れ馴れしく振る舞う。5分後にはまた怒りだすので手が付けられません。
人を平気で無視する
とにかく新人が嫌い
こういうタイプのジャイアンもいます。
人のミスには敏感に反応するが、自分のミスにはもっと敏感に反応して熟練の技術でミスを他人に押し付けたり。特に病棟を支配するようなベテランに多く見られます。
このタイプの看護師には新人レベルでは対応できません。病む前に上司に相談しましょう。
パワハラ防止法をがあることを念頭において、その迷惑な行動があなたに繰り返されるようであれば記録しておくことも大切です。
もし病棟がこのようなタイプの先輩看護師に支配されているのであれば、退職・転職によってあなたの安全を確保してください。
看護師用の転職サイトをまとめておきましたので参考にして下さい。