日本で5年目の看護師として平均的な給料だったボクがオーストラリアに留学しまして、その総額なんと、1,400万円。我ながら引くほどの金額です。
一括では支払ってないのすが、最終的にはこんな大きな買い物をすることになりました。
そんな普通の看護師がどうやって留学費用を貯金したのか解説していきます。
看護師の経験を活かして単発バイトでガッツリ稼ぐ
別記事でも解説しましたが、留学にかかった総額は1,400万円。その費用を稼ぐには何と言っても収入を増やすことが1番大切なことでした。
だからと言ってコンビニなど時給の低いものではなく、看護師の資格を活かした高時給バイトが効率がいいのでおすすめです。バイトなしでは留学費用を貯金するのは厳しいかもしれません。
ボクは病院で働いている間から休みの日には単発バイトで留学費用を稼いでいました。1日10,000円ほど貰えるのでバイトとしてはかなり高額な方ですよね。
- 介護施設
- 訪問入浴
- イベントナース
内容としては看護師の基礎技術があればできることばかりなので、特に困ったことはありません。今すぐにでも懐に余裕を持ちたい人にはおすすめ。
派遣会社はいくつかありますが、MCナースネットやレバウェル看護に登録して仕事を紹介してもらっていました。月に6回ある休みのほとんどは派遣バイトをしていたので月に5万円は稼いでいました。
当時、住んでいた大阪から隣の奈良、和歌山、京都にある会社を紹介してもらって、小旅行気分で楽しんでいました。交通費まで出るのでこんなにラッキーな仕事はありませんよね。
【留学費用稼ぐならこれ】看護師のおすすめ単発バイトサービス3選
無料の留学エージェントで100万円節約した
留学エージェントも大きく費用を節約できるポイントです。
留学エージェントを決める前に何社も比較したんですが「どの会社も同じようなサービス内容」なんですよね。有料と無料の留学エージェントでもそれほど大差なし。じゃあ、もちろん無料エージェントで行こう。という結論になりました。
某有名留学エージェントに見積もりに行ったときはサポート費用だけで100万円を超える請求をされた上に、足りない分は借金を勧められたのでかなりヤバいなと即リストから除外。
けっこう探した後、いい無料の留学エージェントが見つかってサポート費用を大幅に節約できたのは留学成功の大きな助けになりました。
無料だったけどサポートは丁寧だったので安心です。即決ではなく何社か見積もりを取って費用を比較してホントに良かったです。
逆に「これはあんまり効果がなかった」というものもあったので紹介しておきます。
Wiseを使って海外送金手数料を20万円節約した
海外送金って大手の銀行から行うと
- 手数料
- 独自の為替レート
- 中継銀行手数料
- 受取手数料
などなど、とにかく色んな所にお金がかかって最終的に手元に残るお金はかなり減ってしまいます。
例えば10万円を送金してどれだけ差がでるかというと、
- Wise:$1,103.86
- 楽天銀行:$1,068.68
- PayPal:$1,063.40
- 三井住友:$1,061.73
- 三菱UFJ:$1,021.30
Wiseだと最終的な金額は$82.56も節約できます。つまり約8,000円も安くなります。(執筆時のレートで計算しています)
「たった8,000円か」と思うかもしれませんが、もし学費が300万円だったとすれば最終的には21万円も差が出てきます。
この金額を稼ぐための時間は留学の準備や英語学習にあてたいですよね。海外送金するなら手数料が安いサービスを利用するのがおすすめです。
10年近く利用しているボクがWiseの口コミをまとめてみました。
Wiseの口コミ評判まとめと海外歴10年の筆者のレビュー【安全性は大丈夫?】
転職して留学準備の時間を確保する
「転職してまで…」という方もいると思います。皆さんに当てはまるとは思ってませんので、一応参考程度にして下さい。
日本の看護師は
- 夜勤
- サービス残業
- 委員会
など、とにかくプライベートの時間が削られていました。
留学のためにもっと貯金したいのに、1円もらえない時間がもったいなく感じていました。
ということで、病院を辞める時期を少し早めにして介護施設(定時終わり、夜勤なし)で少しの間だけ働くことにしました。夜勤がなくなったので手取りは減りましたが、バイトができて、メンタルもスッキリして留学準備には役立ちました。
ちなみに転職するときはレバウェル看護(旧 看護のお仕事 )の担当さんにしっかり「契約時間以外は働かない」ことを施設の担当者に伝えてもらったのでお願いされることも、トラブルになることもありませんでした。
「レバウェル看護(旧 看護のお仕事 )」 無料会員登録ここまではボクが留学費用を稼いだ方法をまとめてきましたが、基本的には「大きく稼いで、できるだけ節約する」ということです。もちろん効果のないこともたくさんやりましたのでお伝えします。
ポイ活でコツコツ貯めるのは効率悪かった
最近でも「ポイ活」という言葉はよく聞きますが、ボクがオーストラリア留学するときからもありました。
簡単に言うとアンケート会社に登録して送られてきたアンケートに答えるとポイントがもらえて、それを現金や、商品券に交換してくれるという副業。
1つのアンケートは5-10分ぐらいで終わって、1件50円貰えればいい方。
コツコツとスキマ時間を利用するのはいいんですが、何と言っても時間がかかる、「留学費用貯めるまでに人生終わってしまうな」と途中で気づいてしまいました。
ボクは留学までに少なくとも750万円を貯めなければいけなかったのでポチポチアンケートに答えている時間はありません。心の余裕も。
アンケートに答えてる時間があったら、バイトや座談会に回した方が効率が良いので目標額が大きな人にはおすすめしません。
安い食材を求めてスーパー巡りも時間がもったいなかった
これもアンケートと同じで「タイパが悪い」節約方法の1つだと思います。
もちろん決められた予算でやりくりするのは大切ですが、そのためにスーパーを何軒もはしごするのは、今になって振り返ってみると時間が惜しかったですね。
10分離れた別のスーパーに行ってもせいぜい10円や20円ぐらいしか節約できないので、「それなら頑張って稼ごう」という結論になりました。
留学という大きな目標金額と、出発までの制限時間がある場合はタイパを考えてやりくりすることも大切だと思います。
留学のための貯金は効率的にガツガツと
オーストラリア留学にかかった費用を貯金するために効率的な方法を紹介しました。まとめておくと、
- 休日は単発派遣バイトに入った
- 無料の留学エージェントを利用した
- Wiseで送金手数料を大幅に節約した
- 転職して更に自由な時間を増やした
最近流行のポイ活や、安い物を求めてスーパーマーケットを周ることは効率があまりよくないので英語の勉強や、移住準備に使えばよかったと反省しています。
気になる方法があったら試してみてください。