ホームステイって会話しないとって思えば思うほど言葉が出てこないんですよね。
ボクも留学初日はホストに”Hi”と言ったきり沈黙……。頭では「聞かれたらこれ言おう」と決めてたのに緊張で何も出てこなかったんです。
でも実際に声に出して練習するようになってからホームステイでの会話がちょっとずつ続くようになりました。
この記事ではホームステイで沈黙を避けるための鉄板ネタ25選を紹介します。
ホームステイをただの宿泊体験で終わらせたくない人はぜひ最後まで読んでください!
初対面も怖くない!ホームステイの鉄板会話ネタ「自己紹介」

まずは初対面のホストファミリーとの会話で自然な会話を楽しむためのポイントを解説します。
あなたの自己紹介
自己紹介は最初のコミュニケーションにピッタリです。
- 名前
- 趣味
- 学校や仕事
自己紹介では今後どんなことをするか話すとホストファミリーも興味を持ってくれますよ。
Hello, my name is Yuki. I’m from Tokyo.
こんにちは、私はゆきです。東京から来ました。
I like playing soccer and watching anime.
サッカーをすることとアニメを見るのが好きです。
I want to travel to many countries in the future.
将来はたくさんの国を旅してみたいです。
👉 in the future は「これから先に」という未来の話でよく使います。例えばI want to be a teacher in the future.
食べ物について:好きな食べ物やアレルギーは?
食べ物の話は日常生活でよく出る話題ですよね。
好きな食べ物のトピックは食事や夕食が楽しくなります。
My favorite food is steak.
私の好きな食べ物はステーキです。
I ate udon for dinner yesterday.
昨日は夜ごはんにうどんを食べました。
I have a peanut allergy.
私はピーナッツアレルギーです。
👉 アレルギーを伝えるときは「have」を使うと自然です。
家族や日常生活について:どんな暮らしをしているの?
どんな家庭で育ったのか、どの学校に通っているのかを話すと相手も安心できるので、積極的なコミュニケーションを取りましょう。
I have a dad, a mom, and a younger brother.
私は父、母、弟がいます。
I wake up at 6 every day and go for a run.
私は毎日6時に起きてランニングをします。
I read before going to bed and go to sleep at 10.
私は寝る前に読書をして10時に寝ます。
👉「go to sleep」は「眠りに入る(寝る)」という意味でとてもよく使われます。会話でもよく聞く自然な言い回しなので丸ごと覚えるのがおすすめ。
「go to school」「go to bed」なども同じパターンで覚えると応用がききます。
地元や日本文化について:日本の文化を紹介
日本の文化や地元の話をするのもいいアイデアです。日本に興味がある人は意外と多いのでいいネタになります。
お土産や写真を見せると文化の交流が進みますよ。日本のイベントや文化について話すのもいいですね。
Cherry blossom viewing is popular in spring.
春にはお花見が人気があります。
Origami is a traditional art loved by many people.
折り紙は多くの人に親しまれている文化です。
Have you ever been to Japan?
日本に来たことがありますか?
👉 過去の経験をたずねるときに使います。 ever が入ることで「今までに」というニュアンスが強調されます。
英語のフレーズ・ホームステイでの会話ネタ「リビングでできる気楽な会話」

日常生活や趣味についての話題を使って交流するのもいいですね。
その日あったことでネタ切れを防ぐ
リビングでの会話はその日あった出来事から始めると自然ですし、ネタ切れもありません。
今日は美味しいランチを食べました。
I ate a delicious lunch today.
Can you help me with my English homework today?
今日の英語の宿題手伝ってくれませんか?
今日は学校でテストがありました。
I had a test at school today.
👉 「経験した・受けた」という意味でも had を使います。had a test → 「テストを持った」=「テストを受けた」
テレビやドラマの話
テレビやドラマもいい話題ですよね。一緒に見たり、好きなシーンを話すと自然と話が盛り上がります。
Do you have any recommended dramas?
おすすめのドラマはありますか?
What did the main character say just now?
さっき主人公は何て言いましたか?
The TV show (that) I watched last night was interesting.
昨夜見たテレビが面白かったです。
👉関係代名詞を使ってどの番組かを説明していて、関係代名詞のthatは省略されています。これも自然でよく使われる表現です。
もしも〇〇だったらという話
「もしも」の話は想像力を使って楽しいですよね。家族全員で夢を語れます。
What would you do if you won the lottery?
もし宝くじが当たったら何をしますか?
If I had more time, I would travel.
もしも時間がもっとあれば旅行をするのに。
👉どちらも今の現実とはちがう“もしも”の話をするときによく使います。希望を伝えるときによく使います。
〇〇と△△どっち派?という話
好きなものを比べる話も盛り上がります。
Do you prefer ice cream or cake?
アイスクリームとケーキ、どっちが好きですか?
Do you prefer dogs or cats?
犬派ですか?猫派ですか?
👉「~と~、どちらが好き?」の形。よく使うパターンです。
prefer は「より好む」という意味で、例えばI prefer tea.(紅茶の方が好きです)
最近のニュースの話
最後に最近のニュースもいい話題です。
ただニュースの内容によっては重い話題もあるので、相手がどう感じるか探りながら話しましょう。
Did you hear the news about Japan winning the soccer match?
日本がサッカーの試合に勝ったニュース、聞いた?
I read about the typhoon coming to Okinawa. It was surprising.
沖縄に台風が来るって読んだよ。びっくりした。
What do you think about that famous singer getting married?
あの有名な歌手の結婚についてどう思う?
👉会話で「相手の意見を聞く」ときにぴったりのフレーズです。とてもよく使われる表現なので、丸ごと覚えるのがおすすめ!
以上がホームステイで使える会話ネタです。いろいろな話題で楽しみながら英語の会話も上達させましょう。
ホームステイで会話ネタが思いつかない3つの理由
ホストファミリーと話せない理由はネタ不足ではないんです。ボクが感じた日本人がホームステイで会話に困る理由を解説します。
日本とオーストラリアでは会話方法が全然違う
日本では相手の話を聞くことが良いと言われますが、オーストラリアで人の話を最後まで聞いてくれる人は結構少ないです。
自分の意見を話したい人が多すぎて複数人で会話をしているとトピックがぐちゃぐちゃになることもしばしば。
そんな中に突然日本人が放り込まれて「よーし、いつ話そうかな~」と順番を待っていても順番は回ってきません。むしろ「静かな人」と思われてしまうことも。
言いたいことがあれば言う。この姿勢は大切です。
日本の笑いは通じない
日本のユーモアは繊細で間接的な表現を用いることが多いですが、オーストラリアのユーモアは皮肉や自虐的な要素を含むこともあります。
日本の笑いのノリで本当に嫌われるのは、
- 相手の言い間違いをバカにして笑いを取る
- 相手をおとしめるような話題
仲良くなったり、かなり英語上級者になるまで無理にウケを狙わず会話するのが無難だという結論に至っています。
「会話ネタがない」じゃなく自信がないのかも
何を言ったらいいのかわからない。と会話のネタに困っているようで、実は海外で話せないと感じる最大の原因は英語力の自信のなさだったりします。
そして声が小さくなってしまったり、聞き取れなくても微笑みで誤魔化そうとする。
英語力が追い付いていないのはよくあることですが、日本人は特に「上手に」話そうとしがち。そして話を長くしようとしてミスる。
- 発音
- 言葉選び
- イントネーション
日本語でも長い文章では方向性を見失うように、英語で長い文章を話すのってさらに難しいです。
何を言ってるかわからない人の話を最後まで聞いてくれる人は少ないので、コミュニケーションが成り立たなくなってしまいます。
これを簡単に解決するには短いセンテンスで話すこと。最初は1文に色んな情報を詰め込まなくても大丈夫!細切れで伝わることを話しましょう。
ここまで紹介した会話ネタをあなたの言葉で練習してみてください。それがホストファミリーと会話で役に立ちますよ。
こうやってフレーズを覚えるのも大切ですが、いざという時に口から出てきません。多くの留学生が『知っているのに話せない』壁にぶつかります。ボクの体験談をご紹介しておきます。
>>ホームステイ気まずすぎ…息苦しくなるほど後悔した日本の英語教育の落とし穴
ホストファミリーとの会話が上手くいけば海外生活がより楽しくなります。出発前の少しの準備で困っているならぜひこちらの記事も参考にしてみてください。
>>ある日本の看護師が海外へ。英語力ゼロだったボクのちょっと泥臭い話
ホームステイでは会話ネタを仕込んでおこう

ホームステイで会話のネタに困ると楽しい時間が不安な時間に変わってしまいます。
それを怖がって自室に閉じこもったり、会話を避けているとホストファミリーとの関係や、海外での生活が厳しくなることもあります。
そんな人のためにホームステイにおける鉄板の会話ネタを紹介してきました。
- 自己紹介
- 好きな食べもの
- 今日起きたこと
どんなネタでも構いません。あなたが伝えようとすれば必ずホストファミリーも会話をしてくれるはずです。
覚えただけでは実際に使えないので繰り返し練習して、自分の物にしてみてください!