ホームステイ、ツラくないですか?
もしあなたが今、ホームステイで「ホストファミリーと話すの面倒だな」と少しでも感じ始めてたらボクと同じ体験をしているかもしれません。
でも、なぜホームステイがツラくなるか理由をご存じですか?
- 言語の違い
- 知り合いがいない孤独感
- 不慣れないご飯
この記事ではホームステイで部屋にこもっていたボクが乗り越えた具体的な方法について説明します。
ボクがそうだったように「何かやってみようかな」という瞬間は必ずきます。焦らずじっくり取り組みましょう。
ボクがホームステイで部屋にこもった体験談
まず「海外に来てまで引きこもるわけないだろ」と思っていませんか?ホームシックなんて自分には関係ないと。
実はボクもまったく意識していませんでしたが、ちょっと新生活に馴染んだかなと緊張の糸が切れた瞬間に襲ってくる。
それが「ホームシック」なんです。実はホームシックになる人はたくさんいるので特に珍しいことではありません。
この「部屋にこもる」という状況がボクにとってどんなものだったか説明します。
まず一般的にホームステイでは自分の部屋をもらえます。たいがいは勉強机と戸棚、ベッドがあるだけのシンプルな部屋ですが、新天地では唯一ホッと落ち着ける場所。
最初は自分の部屋にこもらないようにできるだけ共有スペースで生活するように心がけていました。
ホストファミリーと夕食をとって、その後はリビングでちょっとおしゃべりするんですが、ある日ふと思うわけです。
気まずい…ここに居たくない
英語を話せずにツラかったので自分の部屋にこもりがちになっていました。他にも色んな理由でメンタルがヤラれました。
- 電車の乗り方さえわからない
- 言いたいことも言えない、誰もわかってくれない
- そんなストレスを理解してもらえない
正直かなりしんどかったですね。というわけでほぼ1日中自室に閉じこもって生活する日々が始まります。
ホームステイでは絶対にリビングにいるべき?
一般的にホームステイでは「リビングにいた方がいい」と言う人が多いです。理由は次の3つ。
- 英語を話すチャンスが増える
- ホストファミリーに心配をかけない
- ホームステイ代がもったいない
でもこれはキレイごとです。ツラいつきに頑張らせるのは無責任。
あなたも薄々気づいているとは思いますが、移住の準備の時点から「明日は留学エージェントと相談、あさっては飛行機のチケットをとって、その合間に英語をべんきょうして」とハードワーク。
移住後の忙しさは言うまでもないでしょう。
そんな毎日のストレスの積み重ねで部屋に引きこもっているんです。
だからちょっと休憩しましょう。そこでボクは次のような3つの行動をとりました。
部屋にこもるのはダメ?脱出のための3つの行動
1度で全回復!とはいきませんが落ちた気分はいずれ上がってくるので、じっくり行きましょう。
ゆっくり時間をかけて対策を取らないと余計に焦ってしまいます。
ひたすらゴロゴロする
まずホームシックになったら心のエネルギーの回復です。
ゆっくり休んで、新しい環境で疲れた心と体を休めることから始めましょう。
英語やホームステイのことは1度忘れるのがおすすめ。
ボクは日本のテレビを見てずっとゴロゴロしていました。
こんな事してていいのかなという焦りはありましたが…
「英語の勉強をしにきてるのに日本語を聞いてもいいの?」と心配な人もいるでしょう。でも気分が落ち込んでいるならちょっと休憩するべきです。
ボクがオーストラリアから日本のテレビを観るときに使っている「NordVPN」についてこちらの記事でまとめておきました。
>>オーストラリア留学・ワーホリ中はVPNで日本のテレビを観れるよ
人に話を聞いてもらう
次に自分の気持ちを言葉にすることが大切です。
ボクは毎日のように妻とスカイプで愚痴を聞いてもらってました。妻と話しているうちにツラさの1番底までたどり着けた気がします。
ツライときは弱音を吐いたっていいんです。それだけ頑張っている証。
やはり誰かに話を聞いてもらうのはとても大切ですね。
しばらく部屋で日本のテレビを見てながらゴロゴロして、妻と話していたら「暇だな。何かやってみようか」という気になってきました。
部屋にこもった原因を考える
少し気分が戻ってきたので「気分が落ちた原因」を考えました。
その中で見つけた答えがこちらの3つ。
海外に行けば話せると勘違いしてた
留学前は「海外に出れば毎日英語を話すので、そのうちペラペラになるだろう」と考えていました。
自分の考えが「ただの期待だった」ことは疑わず、引きこもるなんて想像もしていませんでした。
「海外にいるから英語を話せるようになる」これは嘘ではないけど、すぐに結果はでませんよね。
間違う恥ずかしさから逃げてた
誰だって間違って恥をかくのは嫌なものですよね?
ネイティブスピーカーと話すときに「伝わらない経験」を繰り返していると
どうせ伝わらないから話すの面倒…
このように人と話すのを避けるようになっていました。
今になって思い返すと完全な英語で話そうとしていました。でも実際に大切なのは、そのときにある英語力で伝える工夫だったんだと気付いたのは留学してからかなり時間が経ってから。
同じ勉強法にこだわっていた
英語が伸びなかった原因は勉強方法にもありました。
最近はネットを見れば無料で勉強できますが、素人の独学には限界があります。
プロスポーツ選手がコーチと一緒に練習するのと同じように、英語も誰かに見てもらった方が成長しやすいです。
ド素人が独自の勉強法を続けても限界があると感じました。
そして、いつの間にか「英語の勉強」ではなく「勉強方法」を調べることに時間を使っていました。
それに気づけたので取り組んだのがこちら。
引きこもりを解決!英語力を伸ばした3つの方法
- 教会主催の英会話クラス
- ネイティブと話せる英語会話アプリ
- オンライン英会話
教会主催の英会話クラス
あまり知られていませんが、大きな教会ではボランティアの方による英語教室があります。
例えばメルボルンにはフリンダース駅の目の前にSt Paul’s Cathedralという教会がありますが、ここで無料の英会話クラスが開講されていました。
友達に誘われたときは「勧誘されない?」と心配でしたが、1度もなかったので安心してください。
各国のワーホリ・留学生がたくさんいたので友達を見つけたい人にもいいチャンスになります。
ネイティブと話せる英語会話アプリ
手軽そうだと思ってネイティブスピーカーと繋がれる英会話アプリの「Hello talk」を試しました。
「日本語を学びたい英語を話す人」が見つかるので話が合う人を探しやすいです。
しかし長続きする人を探すのはなかなか難しく、英語が伸びたと感じられるほど継続する人が見つかるとラッキーです。
出会い目的の利用者もいるので女性は注意です。
自信をつけてくれたオンライン英会話
ホームシックに1番効果があったのがオンライン英会話です。
オンライン英会話とホームシックにどんな関係があるか不思議かもしれませんが「英語で話せる自信」をつけてくれました。
特に楽しい人が多いフィリピン人の先生。フリートークでは5秒ごとにジョークを言うぐらい明るいのでおすすめ。
色々オンライン英会話を試しておすすめだったサービスをレビューしてます。
>>QQイングリッシュは「超」初心者より○○向け!本契約したのでレビューします
片言でも英語を話して、たくさん笑ったら少しずつ「話が通じてる!オーストラリアで生活していけるかも」と思えました。
ネイティブの先生と話すことで英語力が鍛えられ、最終的には大学を卒業して、今ではオーストラリアで看護師をしています。
ホームステイで部屋にこもったら1度休憩する
海外でホームステイをしていると自分の部屋にこもりたくなる瞬間が誰にでも訪れます。
それを乗り越えるためには、まず休憩。ボクは日本のテレビを観てゴロゴロしていました。
そして誰かに話を聞いてもらうのが効果的です。1度立ち止まって休憩するといいですよ。
その後で気分が上がってきた後はちゃんと英語のプロについてもらって勉強を始めましょう。