海外でのホームステイは新しい文化を体験できるいい機会ですが、いつもと違う食文化に戸惑ってしまうこともあります。
ボクもかつてホームステイでの食事の違いに驚きました。
- 食事の量が多すぎる
- 少なすぎる
- 嫌いな食べ物が出される
このようなときにどう対処すれば良いのか迷いますよね。
こういう状況は事前の準備とコミュニケーションをとれば解決できます。
この記事ではホームステイ中の食事に関するエピソードと対処方法を解説します。
ホームステイ中の食事に対する疑問を解消し、ストレスが減ってより豊かな留学生活を送るためのアイデアを参考にして下さい。
ホームステイの食事はどうなってるの?基本的なルール解説
ホームステイの食事は日本とは違っていくつかのルールがあるので解説してきます。
食事回数は契約による
ホームステイに申し込むと食事回数などを指定することができます。
ほとんどの場合は次のようになっています。
- 平日:朝食、夕食の1日2食
- 週末:朝食、昼食、夕食の1日3食
朝食はシリアルやトースト、果物など軽めの食事が多いです。
夕食はホストファミリーが調理をして家庭料理を楽しむ時間で、家族全員が集るのが一般的です。
週末になると昼食も提供され、パスタや炒め物などササっと作ってしまうのは日本と似ていますね。
またホストファミリーが友達を呼んでBBQをしたり、色んな人と交流するということもたまにあります。
外食のルール
外食する場合は、事前にホストファミリーに伝えるのがマナーです。
食事の用意をしてもらっているのに出かけてしまうとホストファミリーは困ってしまいますよね。
事前に計画を伝えることで、無駄をなくしてトラブルを回避しできます。
ボクはホームステイが終わるころにはよく外食していたのですが、毎回伝えるようにしていました。
ホームステイのご飯がまずいのはホント?
ホームステイ中の食事は日本の食事とは違う味が多く、慣れないことや口に合わないこともあります。
失礼にならないように注意しながら自分の好みを伝えることも大切ですね。
外国の食べ物への慣れ
ホームステイでは外国の家庭料理を食べることができる唯一の機会です。
最初は慣れない味や食材もあるかもしれませんがこれも留学の一環なので楽しんでみてください。
時には新しい食材や料理に出会えるので新しい好きな食べ物を見つけることもありますよ。
例えばボクはホストマザーが週末にローストポークをよく作ってくれましたが、日本では見たことがなかったのでいい体験でした。
ホストファミリーによる違い
ホストファミリーによっては料理が得意な家庭もありますし、そうでない家庭もあります。
食事は家庭ごとの個性が表れる部分でもあります。
同級生たちと話していると、イタリア人の家庭にホームステイしている人たちはご飯がとても美味しいと言っていました。
ピザやパスタはオーストラリアでもよく食べられていて、オーストラリアでも人気があります。
マナーを守りながら好みを伝える
食事の好みは個人差があるので口に合わないことも多々あります。
そんなときは感謝を示しながらもしっかりと自分の好みを伝えましょう。
例えば「この食べ物はちょっと苦手だけど、他のものはとても美味しかったです!」
次回からはホストファミリーもあなたの好みに合わせて食事を用意してくれるかもしれません。
ボクはどうしても日本食が食べたかったので「日本食を食べてもらう」というテーマで料理していました。
お互いの理解を深めながら、美味しい食事の時間を楽しんでください。
ホームステイのご飯が多い or 少ないときは?
ホストファミリーによってはたくさん食べさせてくれる人もいれば、逆に食事の量が少ないと感じることもあります。
ここでも大切なのは自分のニーズを適切に伝えることです。
たくさん食べさせるホストファミリー
イタリア人の家でホームステイしていた同級生はホストファミリーが「もっと食べなさい」とご飯を勧めてくるので、断るのが大変だったそうです。
テレビやドラマに出てきそうな「イタリアのおばあちゃん」というイメージだったそうです。
そのお陰で体重が1カ月で3kgも増えて嘆いていました。
これはホストファミリーが彼を家族のように大切にしてくれている証拠です。
こういうホストファミリーに当たるとラッキーですよね。
食事の量が少ないと感じるとき
一方で、食事の量が少ないと感じる人もいます。
特に20代前半でワーホリ・留学する人が多いのですぐにお腹がすく人も多いはず。
この場合も、ホストファミリーに「もう少し食べたい」と伝えましょう。
ボクもホームステイのご飯が少なかったのでしっかり伝えると、次の食事からは量がを増やしてもらえました。
ボクの好みや丁度いい量を知らないので伝えなければわからないのは当たり前。丁寧に自分の希望を伝えることが重要ですね。
こういうところから海外での生活スキルを身につける良い練習になります。
自分の意思をしっかりと伝える経験は、今後の海外人生に非常に役立ちますよ。
ホームステイで嫌いな食べ物やアレルギーがあるときは?
ホームステイ中には好みに合わない食べ物が出ることもあります。
そんなときは無理に食べる必要はありません。
残すときは「この食べ物はちょっと苦手なんです」と理由を説明すれば相手の気分を害することはないでしょう。
アレルギーも同じで、ホームステイの申し込みの時点で食物アレルギーの有無は確認されますが、うっかりテーブルに出てくることもあるかもしれません。
そんなときも話をすればわかってもらえますよ。
残すことに罪悪感を感じつ必要はありません。無理に食べて体調を崩すことがないようにしましょう。
ホームステイで夕食を1人で食べるのはあり?
ホームステイではコミュニケーションとったり、英語学習の良い機会としてホストファミリーと一緒に食事をとった方がいいです。
ボクが滞在していた家ではホストマザーが1人でホームステイを受け入れていたんですが、同時に正社員として働いていました。
もちろん仕事が長引いたときなんかはボクが1人で夕食を食べていました。
しかし、実は夕食を1人で食べたくなるのはもっと他に理由があるんです。
- 誰とも話したくない
- 英語で話せないから気まずい
こういう「ちょっと精神的にツラいな」という理由で自分の部屋に引きこもって食事がしたい事もあるはず。
ボクはホームシックになってしばらく引きこもっていたので「ホームステイで1人飯を食べる」という経験をしました。
ツラすぎ…ホームステイで部屋にこもるのアリ?ボクがホームシックを乗り越えた3つの方法
そんなときでもホストファミリーに事前に伝え、感謝の意を示すことが大切です。
ホームステイはお互いの協力でより良い経験になることはお忘れなく。
ホームステイの食事事情まとめ:ご飯がひどい・多いときは残していい!
ホームステイでの食事は新しい文化を経験する絶好の機会ですが、異なる食事のルールや好みに合わない食べ物に直面することもよくあります。
ほっておいても問題は解決できないのでしっかりと思いを伝えましょう。
- 基本ご飯は1日2食、週末の3食の提供
- 外食・食事の量に関してはホストファミリーに伝える
- 嫌いな食べもの・アレルギーも感謝とともに伝える
これらの点を押さえることでホームステイ中の食事に関するトラブルは軽減できそうです。
あなたのホームステイでどんなご飯がでてきたかネタがあればぜひツイッターで教えて下さいね。