【経験者が解説】オーストラリアでアシスタントナースになる費用や給料は?

看護師の留学
  • オーストラリアでアシスタントナースをやってる人の話を聴きたい
  • アシスタントナースはどのぐらい稼げるの?
  • ワーホリでアシスタントナースになれるの?

オーストラリアでアシスタントナースになる方法を解説しているサイトはありますが、実際に働いている人が解説している記事はあまり見かけません。

ボク(@AusnurseDash)は日本で看護師経験を積みオーストラリアに留学。アシスタントナースとして介護施設に就職しました。現在は系列の施設で看護師として働いていて合計で7年ほどになります。

この記事で経験者のリアルな声を探しているあなたに向けてオーストラリアでアシスタントナースになる方法、ボクが通っていた学校、お給料について解説していきます

自らの経験、そして日頃から一緒に働いているからこそわかる情報を書いているのでオーストラリアでアシスタントナースを目指している方の参考にしてもらえます。

オーストラリアはアシスタントナースが不足してる

以前この様なツイートをして反響をもらったので、オーストラリアで「アシスタントナース」になる方法をブログ記事でしっかりとまとめようと思いました。

本当に人が足りなくて大変なんです。

しかしオーストラリアの国境が開けて少しずつワーホリや留学生が入国してきました。

興味を持ってくれる人もいるようで、そのような方に参考になればと思っています。

オーストラリアのアシスタントナースとは?

「アシスタントナース」とは、介助が必要な利用者さんに対して身体的・精神的ケアを行いう職業のことです。

日本の介護福祉士と同じような仕事というとイメージしてもらいやすいです。

医療系の職業と名前
看護師:Resistered Nurse、RN
准看護師:Enrolled Nurse、EN
介護福祉士:(アシスタントナース):PCA、AIN

ちなみに英語ではassistant nurseとは呼ばれていません。

オーストラリア国内でも地域や施設によって名称が変わって少しややこしいんです。

  • PCA (Personal Care Assistant)
  • PCW (Personal Care Worker)
  • PSW (personal Service Worker)
  • AIN (Assistant in Nursing)
  • DCW (Direct Care Worker)

ボクが住んでいるメルボルンではPCA・PCW、シドニーではAINと呼ばれています。

アシスタントナースは主に留学エージェントが読んでいることが多いのですが、きっと簡単にイメージしてもらえる名前だからだと考えています。

このようにたくさんの名前がついていますが、基本的な仕事の内容はほとんど同じです

アシスタントナースの業務内容

施設で働くアシスタントナースの仕事内容はこのようになっています。

  • シャワー介助
  • 食事介助
  • 移動介助
  • 排泄介助
  • 更衣介助など

もちろん職場によって業務内容は少しずつ違いますが、基本的には看護師の指示のもと利用者の生活を助けるのがメインです。

施設によっては与薬、血圧測定、血糖測定など日本の介護福祉士が行わないことする場合があります。

しかし事前にトレーニングを行ってから実施するので、安心してくださいね。

アシスタントナースの仕事の流れ

  • 07:00 申し送り
  • 07:15 シャワー介助、更衣介助、移動介助
  • 08:00 朝食介助
  • 08:30 シャワー介助、更衣介助、移動介助
  • 10:00 モーニングティー
  • 10:30 休憩(15分)
  • 11:00 移動介助
  • 12:00 昼食介助
  • 13:00 休憩(30分)
  • 14:00 排泄介助
  • 14:30 アフターヌーンティー
  • 15:00 勤務終了


日本との違いはおやつの時間が2回あること。オージーは本当にティータイムが大好きです。

入浴ではなく、シャワーを浴びるというのも違いの1つです。

余程のことがない限り残業はありません。これも日本の働き方とは全く違う点ですね。

アシスタントナースの資格でできること

アシスタントナースは介護施設だけではなく色んな場所で働けるので簡単に紹介します。

ボクは施設に就職する前に派遣のアシスタントナースとして働いていたので紹介します。

  • 認知症専門の介護施設
  • 病院のアシスタントナース
  • 病院で不穏患者の観察

認知症専門の介護施設

認知症の症状が一般の介護施設に適応できない場合に入る施設があります。

ボクはそこでPCAとして仕事を行いました。

業務の内容は全く同じですが、なかなか大変な仕事です。対象者の状態の違いから関わり方に工夫が必要です

病院のアシスタントナース

一般の病棟に配属され清拭やベッドメイキング、移動などの補助をしていました。

仕事の内容としては介護施設とほとんど同じですね。

実際に看護師と一緒に働くと病院がどう機能してるか理解できたので、とても貴重な経験でした。

病院で不穏患者の観察

病院で患者が不穏状態に陥った場合、看護師がつきっきりで見ることはできません。

日本ではそのような場合でも何とかやりくりしますよね。

しかし、オーストラリアでは患者の安全を守るためにアシスタントナースを1人つけて観察します

本当に横にいて見守るだけの仕事。。。割のいい仕事ですが退屈になります。特に夜間が大変。

基本的には患者と日常会話をして気をそらしたり、看護師が何か処置をする場合は手伝うと喜ばれます。

アシスタントナースの給料は?

アシスタントナースの給料を実際に見てみましょう。

オーストラリアで有名な求人サイトのSeekindeedによるとアシスタントナースの時給は$25~30となっています。

  • 経験年数
  • 勤務先
  • お住いの地域
  • 勤務形態
  • 働く曜日

もちろんあなたの条件によって変わってくるので一概には言えませんが、$25~$30ぐらいが目安になります。

オーストラリアの最低賃金が$21.38(約2,000円)です。(2022/08時点)

これに比べると高いのでしっかり稼ぎたい人にもおすすめの職業ですね。

ボクは留学当初、時給$12の日本食レストランで働いていたので、これから来る人は早くアシスタントナースになって稼いでほしいと思います。

オーストラリアに看護師の年収についてまとめた記事はこちらです。
【誰も教えてくれない】オーストラリア看護師の年収は?給料アップの秘訣も解説

オーストラリアでアシスタントナースになるメリット

ボクが感じたオーストラリアでアシスタントナースになるメリットは3つあります。

  • 働きながら英語を学べる
  • 学生の間も経験のブランクを作らない
  • 看護師になるための経験を積める

働きながら英語を学べる

留学生にとって英語のレベルを上げることは大きな課題になります。

でも大丈夫!アシスタントナースなら仕事をしながら、英語を使うのでレベルは嫌でも上がります

もちろんアシスタントナースになる時点でIELTS5~6程度の実力がいるので自己学習は大切ですね。

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学生の間も経験のブランクを作らない

現在看護師としてい働いている人にとってはアシスタントナースになると留学生期間のブランクを防げます。

全く関係のない業界で働くよりもメリットはあります。

また実際に看護師や患者と関わることでオーストラリアの医療システムも分かるので学びは大きいです。

看護師になるための経験を積める

アシスタントナースは看護師と一緒に働くので看護師が何をしているか見ることができます。

  • 看護師と患者
  • 看護師と医者
  • 看護師と管理者

この国でどのように看護師として振る舞うべきか学べるのはうれしいですね。

どんどんコミュニケーションを取って自分の学びを積み上げていってください。

アシスタントナース養成学校と費用

アシスタントナースになる学校は沢山ありますが、ここではボクが通っていたものを紹介します。

Melbourneのシティから電車で20分ほどの場所にあるNew Future Trainningという学校です。

一緒に働いている同僚の中にはTAFE(日本でいう専門学校)で学んだもたくさんいます、時間と費用がすごい。

TAFEの場合、期間は6カ月~1年間。費用は$6,000~$10,000が相場です。

そんな時に他の留学生に教えてもらって大学の夏休みの間に資格を取れたのがNew Future Trainningです。

  • Certificate III in Individual Support-Classroom based
  • 期間:26週間(最短)
  • 費用:$900

更に120時間の実習が必要です。

※ボクが通ってた時とシステムが変わっているようです。詳しくはNew Future Trainningに連絡してみてください。https://vicsegnewfutures.org.au/

もっと詳しい情報が必要な方は留学エージェントにお願いするとあなたにピッタリ合った学校を探すお手伝いをしてくれますよ。

ボクが留学前に考えていた留学エージェントを選び方を解説していますので参考にしてください。
>>アラサーナース目線!留学エージェントの選び方5選+20

ワーホリでもアシスタントナースになれるけど…

「ワーホリでも看護留学ができる」と紹介されているものを見にしますが注意が必要です。

なぜなら上でも紹介したように学校にもよりますが、アシスタントナースになるためには3~6カ月の期間がかかります。

その後スムーズに仕事を探せたとしても最長で9カ月しか働けません

仕事探しの難しさに関しては【現役豪ナースが解説】オーストラリアに看護師留学が難しい3つの理由と対策をご覧ください。

しかも英語力などの理由で入学が遅れた場合、さらに働く時間は短くなります。

学費も決して安くはないため、本当にやる意味があるのか考える必要がありますね

アシスタントナースでは永住権はもらえない

オーストラリアで看護師になろうとしてる人で必要なのは永住権ですよね。

そのためにはオーストラリア政府が必要としている職業リストに入っていることが重要です。

どの職業が含まれているかはこちらのリストを参考にして下さい。

残念ながらアシスタントナースは入っていませんので、永住権を取る助けにはならないんです。

海外で働くことに興味がある人には魅力的な仕事かもしれませんが、ボクのように看護師を目指す方はご注意ください。

オーストラリアの看護師留学ならアシスタントナースを

オーストラリアに看護留学をする人にとって、アシスタントナースは将来を見据えた良い選択肢です。

日本の介護福祉士とほとんど同じの業務内容経験のある人なら大丈夫!

この記事では現地でアシスタントナース(PCA)の

  • オーストラリアでアシスタントナースになる方法
  • ボクが資格のために通っていた学校
  • アシスタントナースの給料


これらについて体験談を交えて解説しました。

オーストラリアでアシスタントナース(PCA)になろうとしている人の参考になれば嬉しいです。

同じくメルボルンでアシスタントナースとして働いているうりんこさんも記事を書かれています。
日本とオーストラリアの違いによる苦悩が書かれています。>>【オーストラリア】日本人ナースがアシスタントナースとして働くジレンマ

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この記事を書いた人
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オーストラリア留学した看護師
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【経歴】
→日本で看護学校
→看護師
→オーストラリアに留学
→Bach Nursing修了
→OET合格
→施設RN
→永住権取得
→渡豪10年
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