ホームステイ…気まずい…5つの体験談から学ぶ原因と対策方法

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新たな文化に触れ人々と交流する貴重な経験、それがホームステイ。のハズなんですが、なんとなくの気まずさや違和感を感じてしまうこともあります。

新しい環境での生活、違う文化の中でのコミュニケーション、ホストファミリーとの関係性など全てが同時に押し寄せると大変です。

小さなことから大きな問題までホームステイではさまざまな「気まずさ」が生じることもあるのです。

この記事ではボクが感じた「ホームステイでの気まずさ」と、それに打ち勝つための具体的なコツや対処法を紹介します。致命的な問題が発生したときの対策もまとめています。

ホームステイは異文化理解のチャンスですが、気まずさや問題を乗り越えることによって得られるものです。この記事を読んであなたが気まずさを乗り越え、より良いホームステイ体験を得るための助けになれば幸いです。

ホームステイでの気まずいエピソード5選

新しい文化と経験を肌で感じるためにホームステイはとても有意義です。でも異なる習慣や生活スタイルが交差するところではちょっとした摩擦や気まずい瞬間も生まれます。ここではボクが遭遇したちょっと気まずかったホームステイのエピソードを5つ紹介します。

ホストマザーと会話が続かない

海外の人との会話は言葉の壁や文化の違いからなかなかスムーズにいかないことがありますよね。ボクも初めのうちは一緒に食事をしていても沈黙が続いていました。

ダッシュ
ダッシュ

ボクは日本で看護師をしていました。働いていた病院は~

ホストマザー
ホストマザー

へぇ、そうなの…

ダッシュ
ダッシュ

…(気まずいな、何か話を続けてほしい…)

でも少しずつ日常の出来事や自分の趣味など簡単な話題から会話を始めるようになりました。会話の糸口を見つけるためにニュースを見たり色んな工夫をすることで英語の勉強にもなったし今になればいい経験です。

こういう理由が積み重なってホームステイ中に部屋にこもることになりました。

料理の味付け問題

ボクがホームステイをさせてもらった家ではあまり手の込んだものは出てきませんでした。冷凍の野菜やカップラーメンが多くガッカリしたことが記憶に鮮明に残っています。たまにシチューを作ってくれることもあったんですが、味が薄くて何を食べているかわからないこともしばしば。

「目の前で塩を大量にかけたりするのも失礼だよな…」と思って我慢していました。取りあえずホストマザーがご飯を作っているときに「手伝い」と言って味を調整することでなんとか対応していました。

ボクのホームステイ先のでご飯の苦労についてはこちらの記事でまとめています。

深夜の音楽セッション

ホストマザーはギターが大好きで自分の部屋でよく弾いていました。ある夜、深夜1時頃まで練習していたので「寝られないのでやめてくれない?」と伝えたかったけど英語でどのように話していいかわかりませんでした。

結局、強い口調で言ったように勘違いされてしまいました。それからしばらくの間は気まずかったけど、これって夜中までギターを弾いてる方が悪いですよね?

海外では全てが上手くいくとは思っていないので諦めも肝心ですよね?

家族行事への(強制)参加

ホストマザーは時々外に連れて行ってくれたんですが、ある週末にはピクニックにいくと計画してくれていたようです。ボクはインドア派ないので家でゴロゴロしていたいのに参加を強制されていました。これがけっこうストレスです。でもせっかく誘ってくれてるし断るのも気が引けて。

しかしこのままではツラくなるのでホストマザーに自分の気持ちを伝え、互いに性格の違いを理解し合うことで解決につなげました。

ホストファミリーとうまくいかない

ホームステイを成功させるためにはホストファミリーとの関係がとても大切です。でも上のエピソードで紹介したように異なる文化背景を持つ人たちと一緒に生活することはけっこうしんどいもの。「海外に来てるから頑張ろう!」と頑張ってはいましたが生活に馴染むのがやっぱり難しかったです。

でもその経験を通じて、コミュニケーションの大切さや、自分自身の感じ方や考え方を他人に理解してもらうための方法を学びました。

それぞれのエピソードは、ホームステイの経験を通じてボクが学んだことを紹介してきました。次はこれらの気まずい瞬間をどのように乗り越えることができるかについて掘り下げていきます。

ホームステイで”気まずさ”に打ち勝つための5つのコツ

ホームステイは新しい文化を直接経験する素晴らしい機会なんですが時には理解の違いやコミュニケーションの問題が気まずさを生み出すこともあります。そこでホームステイでの気まずさに打ち勝つための5つのコツを紹介します。

文化の違いを理解する

新しい国や地域に行くと生活習慣や食事など多くの違いに直面します。ホームステイ先の文化を理解することで、ホストファミリーとの関係がスムーズになるように努力しました。

たとえばオーストラリアでの食事のマナーや、地元のイベントなどについて教えてもらったり。それをネタにして会話を進めることもできました。日本の文化との違いを話すことでホストマザーとの理解を深めることができました。

コミュニケーションが1番大切

ホームステイではホストファミリーとの良好なコミュニケーションが非常に重要です。気持ちを伝えること、他人の意見を尊重することは互いの理解を深めるために欠かせません。とは言っても英語がしっかり話せないと自分の気持ちをうまく伝えられずに大変です。

よく「海外では言葉にしないと伝わらない」と言われますが、そんなことはありません。伝えようと努力をすれば相手も汲み取ってくれます。しかし日本ほど汲み取ってはくれないので自分の考えを伝えなければ意思の疎通は図れません。

ホームステイ中はできるだけリビングにいる

リビングはホストファミリーとのコミュニケーションに置いて重要な場所です。常に部屋に閉じこもっていると交流の機会を逃すことになります。ボクも英語に自信が無かったので最初は部屋に引きこもりがちでした。

しかし「オーストラリアにまできて英語を話さないのはもったいない」と感じたので、できるだけリビングで過ごすようにしました。テレビがかかっていたり、ちょっと通りかかったチャンスにでも会話できるので、話すきっかけとしてとてもいい解決策でした。

家のルールを守る

ホームステイでは家のルールを守ることも大切です。ハッキリ言って気まずさのほとんどはルールを破ってしまって相手の気分を害することから始まると思っています。以下に具体的な例を挙げてみました。

電気や水道の使い方

ホームステイでは電気や水道の使い方にも注意が必要です。特にオーストラリアでは水不足や電気代の高騰からピリピリしているホストファミリーも多いです。対策として例えば、出かけるときには電気を消す、シャワーを短時間で済ませるなどの習慣を身につけると良いです。実際にシャワーの時間を制限しているホームステイ先もけっこうあります。

語学学校の同級生(日本人)も最初はシャワーの時間で喧嘩になったようです。ホストファミリーから注意を受けて初めてそのようなルールがあることを知ってからは短時間で終わらせるようにしたようです。最初にルールを確認しておいた方がいいですね。

友達を招待するとき

語学学校などで友達ができてもホームステイ先に招待する場合には、まずホストファミリーに許可を求めることがマナーです。特に大人数を事前に許可を取らずに友人を家に招待してしまうとかなり迷惑。

滞在させてもらっていますが自分の家ではないので、事前にホストファミリーの知らない人を家に上げることには慎重になった方がいいですね。

ご飯がいらないとき

ホームステイをしていてもご飯を家で食べない機会って結構出てきます。例えば

  • 学校の友達と外食する
  • バイトを始めてまかないを食べる
  • 色んな理由で嫌いな物、お腹いっぱいで食べられない

こんな場合にはちゃんと伝えることが大切です。

日本人は気を使って食べたり、残さないようにしがちですがここでもしっかりと意思を伝えましょう。これをしないとホストファミリーはあなたが満足していると思ってしまうので問題が解決されずさらに気まずい想いをすることになります。

我慢も大切

ホームステイでは我慢することも大切です。全てが自分の思うようにはいかないこともありますが、そのような状況を乗り越えることで精神的に成長することができます。

ダッシュ
ダッシュ

他人と住む(ましてや外国人と)から色々大変だとは想像していましたがここまでとは…

我慢するときはツラいですがが、新しい文化との出会いや外国で人間関係を築いていくというホームステイにしかできない価値ある体験ということを忘れないでください。

「気まずい」以上の問題に発展したときの対処法

ある程度の違和感や気まずさは新しい文化に触れるホームステイでは避けられないものです。しかしその困難が「あなたの健康や安全を脅かす問題」へとエスカレートした場合はしっかりと対応しましょう。そんなときにできることを解説していきます。

致命的な問題は相談する

まず大切なのは自分一人で問題を抱え込まないことです。

  • ホストファミリーとの問題
  • ホームシック
  • 健康問題

これらの大きな問題が生じた場合はすぐにホームステイのプログラムコーディネーターや担当者に相談しましょう。彼らはそのような問題を解決するために訓練を受けているのでちゃんとした対応をしてくれます。留学エージェントに紹介してもらった場合は聞いてみてもいいかもしれません。

上で紹介した語学学校の同級生はホームステイ先でホストファミリーと意見の食い違いから大喧嘩をしてしまいストレスを感じていました。彼女は留学エージェントを通じてホームステイのプログラム担当者に連絡し仲裁に入ってくれたとのことです。

オーストラリアではAustralian Homestay Networkという会社を通じてホームステイをする人が多いと思いますが、その場合は対応してくれるので話してみましょう。

ホームステイを変更する・中止する

問題が改善されない場合やあなたの安全や健康を脅かすような状況であれば、ホームステイ先を変更する、またはホームステイ自体を中止するという選択肢もあります。これは大きな決断かもしれませんが、メンタルをやられてまで続けるようなものではないと考えています。

語学学校のクラスメイトも結局はホームステイ先との折り合いがつかずに体調を崩し、彼女はホームステイを変更しました。新しいホストファミリーは以前の家族より気が合ったようで、その後2か月ほど滞在していました。

変更するとなると気まずさは避けられないかもしれませんが、あなたの安全と居心地の良さが最優先事項であることを忘れないでください。

ホームステイは気まずくなることもあるけど貴重な経験

ホームステイでは色んな文化や習慣に出会えるものですが考え方の違いなどから気まずい思いをすることもたくさんあります。

今回の記事で紹介したホームステイでの気まずさに対する対策とそのメリットを、もう一度振り返っておきます。

チェックポイント

自分の思いや不安をしっかりと伝える。

できるだけリビングで過ごして積極的にかかわりを持つ。

家のルールを守って摩擦を最小限に抑える。

気まずさの原因を取り除く努力から学べることもある。

気まずさや違和感を感じることは新しい文化に触れる一歩目で、外国で自分自身を成長させ、人間関係を築く機会でもあります。「気まずい」と感じた時は、それを避けるのではなく挑戦として受け入れてみてください!

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