ホームステイ先での生活は予想外の出来事や新しい発見がいっぱいです。
この記事ではボクの体験談を通してホームステイの魅力や困ったこと、これから来る人へのアドバイスをシェアします。
リアルな体験から得た知識や気づきはあなたのホームステイの準備のヒントになるはずです。
ボクがオーストラリアでホームステイをしたきっかけ
ボクがオーストラリアでホームステイをしようと思ったきっかけは
- 英語が学びたい
- 海外の文化を感じたい
- 地元の人の生活を知りたい
このような意識の高いものではありませんでした。
妻にこのように言われたからです。
私に頼るとダメだから最初は1人で3か月間ホームステイしてね
つまり強制的にホームステイをさせられたということ。ホントは一緒に住むつもりだったんですが。
自発的にではなくホームステイを始めましたが、たくさんの学びがありました。
アラサー男子のホームステイルーティーン
これからホームステイをしようと考えている人にとっては「ホームステイってどんな生活をしているの?」と不思議に思っているかもしれません。
ここではオーストラリアでのホームステイ中の1日のスケジュールと、日本との違いについて紹介します。
- 7:00 -起床
- 8:00 – 朝食
- 9:00 – 語学学校
- 12:00 – 昼食
- 15:00 – 放課後
- 19:00 – 夕食
- 20:00 -リビングでテレビ
7:00 -起床
オーストラリアでは朝早くからジョギングや散歩をしている人が多く、日本の何倍もあるような公園たくさんあって朝の運動を楽しんでいます。
とても大きな公園がたくさんあって、犬が気持ちよさそうに走っているのがとても印象的です。
8:00 – 朝食
朝食と言ってもメニューはトーストやシリアルなど日本で馴染みのあるものが多く、うちのホストマザーは働いていたので朝食は1人でとっていました。
土日など時間のある日には目玉焼きとベーコンエッグを作ってくれて一緒に食べることもありました。
9:00 – 語学学校
ボクが滞在していたホームステイは学校から電車で電車と徒歩で約1時間のところにありました。
ほとんどのホームステイは街の中心地から少し離れたところにあることが多いので同級生は電車通学していました。
日本の通勤ラッシュまではいかないまでも、メルボルンの朝の電車もけっこう混雑しているので学校に着いた頃にはヘトヘトです。
12:00 – 昼食
語学学校は半日しか授業がないので授業が終わったらお昼ご飯を食べます。
ホームステイによりますが、昼食は含まれていないケースが多く留学生が自分で食材を買って持っていくか、外食になります。
ボクが通っていた語学学校では無料で軽食を配っていることがあったので節約したい留学生としてはとてもありがたかったです。
15:00 – 放課後
放課後は友達と図書館で一緒に勉強したり、街の散策、近くのビーチでリラックスしたりします。
多くの留学生は学費を稼ぐためにバイトをしていました。ボクも日本食レストランで調理補助として働いていました。
19:00 – 夕食
ホストファミリーとの夕食はオーストラリアの家庭料理を味わう貴重な時間です。
家族と話をしながら食事を楽しむことができます。このときに英語を話すチャンスが1番多いです。
20:00 -リビングでテレビ
食後はリビングでテレビ番組を見たり1日の出来事を話します。
もちろんテレビは英語なので何を言ってるかわかりませんが、観ているだけでも海外にいる気がします。
ホストファミリーとはシャワールームが別になっていたので、ボクは好きな時間にシャワーを浴びて就寝します。
オーストラリアにはお風呂がある家は少なく、シャワーで済ませてしまう人がほとんどです。
振り返ってみると、ホームステイをしているからと言って特別なことはしていませんね。
オーストラリアのホームステイは楽しか思い出がたくさん
オーストラリアでのホームステイは、色々な驚きや発見がありました。
その中でも特に印象に残っているものを紹介します。
ホストマザーと英語の勉強
ホームステイで1番期待していることはネイティブスピーカーとの英会話ですよね?
ボクの場合は夕食後にリビングでホストマザーと「英語日記の時間」がありました。
日記はその日の出来事や、感じたことを書き添削してもらうという感じ。
また夕食後のティータイムではオーストラリアの文化や生活に関する質問を投げかけられ、それに答える形で日常的な会話の練習をしました。
ボクの英語レベルが高くないことをちゃんと理解してくれていたので、ゆっくり・はっきり話してくれたので「どうしても会話ができない」と困ったことはありませんでした。
こういうことも ホームステイでしかできない貴重な体験ですよね。
移住直後に住むところがある安心感
英語が話せない人にとって海外移住はとても不安なものですが、ホームステイをすればそのハードルがググッと下がります。
ホテルなどに住んでもいいですがボクの場合は留学費用をできるだけ抑えたかったのでムリです。
もう1つの理由は1人で生活用品を揃えたり、住む場所を探す手間が省けるから。
知らない土地で家を探したり、電気を契約したり…英語がある程度話せないと難しいですよね。
ホームステイではホストファミリーが全部準備してくれてスムーズに新しい生活を始められたのでとてもありがたかったです。
いろんな観光地巡り
地元民だから知ってる観光地に連れて行ってもらえるのも楽しかったです。
ある週末、ホストマザーがウィリアムズタウンという港町に連れて行ってくれました。
海辺に並ぶ豪華な家や、緑の芝生、広い空を見ながら海外に来た実感が沸いて嬉しかったのを覚えています。
自分では行けないような場所にも連れて行ってくれるのは地元の人と行動する楽しさですよね。
ホームステイは新しい経験がたくさんできますが、他人と暮らすことが珍しい日本人にとっては戸惑うことも多いでしょう。
ホームステイで遭遇したネガティブ体験
ホームステイは新しい文化や人々との出会いがありますが、もちろん大変なこともありました。
オーストラリアのホームステイでの最悪な経験はたくさんありますが、その中から特に知っておいた方がいいものを紹介します。
これから「ホームステイにいこう!」とテンションが上がってる人には申し訳ないのですが事実なので包み隠さずお話しします。
何を話せばいいのかわからず気まずい…
オーストラリアに到着して特に最初の1週間は新しい環境と文化への興味と、新しいことをしている不安で忙しい時期でした。
特に英語を話せないボクは会話のネタが思いつかず、何を話したらいいかわからないことが多かったです。
どんな話題が大丈夫で、何がタブーなのかを知らないため常に気をつけていたので疲れることも。
この期間はホストマザーとの関係を築くのに大変な時期でした。
他にもホームステイではたくさん気まずい経験をしたので詳しくまとめました。
ホームステイに来てまで部屋にこもった
オーストラリアに来て数週間が過ぎると日本の家族や友人たちが恋しくなりました。
そのせいでホームシックになってしまい、部屋で1日中YouTubeを見て過ごしました。
ホストマザーは心配して声をかけてくれましたが、しばらく自室で過ごす時間がありました。
- 日本食が食べれない
- 言葉が通じない
- 他人と暮らす
やっぱり生活する環境がガラッと変わるとメンタル削られるものですね。
そのせいでせっかくホームステイしてるのに部屋にこもることに…エピソードはこちらです。
ホームステイを終えた感想とアドバイス
ホームステイを通じて得られる実体験からの学びを紹介します。
ボクの体験から、これからホームステイをしようと思っている人にアドバイスを1つだけさせてください。
もう一回留学するならホームステイする?
もし「もう1回留学するとしたらホームステイする?」と聞かれるとボクははホームステイをします。
英語以外の言語を話す国に留学する機会があればまたやってみたいです。
ホームステイでは日常生活を通じて現地の文化や言語を深く学ぶことができます。
短い期間でも、旅行では得られない貴重な体験ができるからです。
もちろん嫌なこともありましたが、今となってはいい笑い話になってるし、そういう負の経験はなかなかできませんよね。
特に日常の生活を通じて現地のリアルを感じられるのがホームステイで最も魅力的な部分だと思っています。
ホームステイで学んだこと
ホームステイで強く感じたのは「ただのお客さんではない」ということでした。
現地の家族と一緒に生活する中で、日本とは異なる多くの考え方や文化に触れました。
特に他人の価値観を受け入れることの重要性を学びました。
日本のような「何も言わなくてもわかってくれるだろう」という考えを持っていたので苦労しました。
自分の意見をしっかり言って相手に伝えることが大切。とはよく聞くと思いますが、実際に体験してその後のオーストラリアでの生活に役立てることができたのは大きな経験でした。
あなたも価値観の違う人と関わることを体験してみてください。きっと日本で生きているのとはぜんぜん違った経験が待っていますよ。
他にもたくさんのワーホリ・留学生が経験した「ホームステイでのあるある」をまとめておきました。
ホームステイでよくある質問
最後にホームステイをする際に、多くの人が気になる質問をピックアップしました。
出されたご飯は残してもいいの?
海外では日本と違う食文化があるのでときにはあなたの口に合わないこともあります。
ボクのホームステイでもせっかく作ってもらったのに気が引けるんですが、ちょっとアレでした…
そんなときにはしっかりと作ってくれたことに感謝して、でも自分の口には合わないことをさりげなく伝えました。
日本食がとても恋しくなったのでボクが日本食を作ったり、外食することで何とか対応して過ごしていました。
出されたものは1度試してみるのもお忘れなく。
ホームステイでの食事のルールについてはこちらの記事をご覧ください。
ホームステイでアタリを引くには?
ホームステイが貴重な体験だとは言え、できればネガティブな体験は避けたいですよね。
ホームステイでの生活をより良くするためのポイントを3つ紹介します。
- 登録前のリクエストでNGを伝える
- 世の中には色んな人がいることを知る
- ムリなら変更してもらう
食べ物やペットのアレルギーは申し込み時にしっかりリクエストして、ホストファミリーが決まってから再確認しておくと後でトラブルを避けることができます。
またホームステイ先の家族は、きっと日本の家族とは違う価値観を持っています。「こういう人もいるよね」と受け入れることも海外では必要です。
しかしホームステイ先との関係がどうしても上手くいかない場合、無理に我慢する必要はありません。留学エージェントや斡旋会社に相談し環境を変えることも選択肢としてアリです。
ホームステイでハズレなし!当たりを引くには?3つの実践テクニック
オーストラリアでのホームステイ体験談のまとめ
ホームステイは海外の生活を直接体験する最もリアルな方法の一つです。
しかし、それだけに遭遇する困難や問題も予想されます。
ボクが大切だと思ったのはしたのようなことです。
- 事前情報の収集
ホストファミリーや現地のことを調べてトラブルをできるだけ避ける。 - コミュニケーションの重要性
言葉の壁や文化が違っても、伝える気持ちがあれば多くの問題は解決する。 - 適応力を育てる
予想外の出来事が起こるのが普通。ある程度は受け入れる柔軟性が大切。
この記事を通してホームステイ中の具体的な体験談を紹介してきました。あなたのホームステイが良い経験になることを祈ってます。